トラックドライバーの面接で聞かれること|運送会社が確かめる免許・事故歴と答え方
運送会社の面接が近づくと、前職のこと、免許や事故歴、早朝や泊まりの勤務のことを聞かれたら、どう答えればいいかが気になってきます。会社の説明を聞いて終わったという話もあれば、何社も続けて落ちたという話もあり、どこまで準備すればいいのか迷っていないでしょうか。
トラックドライバーの面接では、前職の仕事、免許と運転の経験、事故歴・違反歴、勤務の条件、健康などを聞かれることがあります。どのトラックに乗れて、安全に乗務を続けられるかを説明するつもりで、免許の条件まで正確に答えられるよう準備しておきます。本記事では、聞かれることと答え方、免許の限定と乗れるトラックの大きさ、入社の手続きで確かめられること、最初の乗務の前に受ける指導、面接の前の準備を順に解説します。
- 普通免許は取った時期によって「5トン限定」「8トン限定」の扱いになり、乗れる大きさが違う
- 「4t」などの呼び名ではなく、車両総重量と最大積載量で乗れるかが決まる
- 事故歴は雇い入れ時に証明書などで確かめられる。時期と中身をありのままに答える
- 飲酒は乗務前後の点呼と検知器で確かめられる。面接では酒気を残さない管理を話す
- 初乗務前の3年間に他の一般貨物の運送会社で常時選任されていなければ、原則として乗務前に指導15時間以上・実技20時間以上
トラックドライバーの面接で聞かれることと答え方
運送会社の面接では、前職の仕事、免許と運転の経験、事故歴・違反歴、勤務の条件、健康、入社できる時期などを聞かれることがあり、どのトラックに乗れて、どんな運行を続けられるかが相手に伝わるように答えを組み立てます。面接の進め方は会社によって違います。質問を順に重ねていく会社もあれば、会社の説明と勤務の条件の確認で終わる会社もあります。どちらの場合でも、次のようなことを聞かれたら答えられるようにしておきます。
| 聞かれることの例 | 答えるときに伝えること |
|---|---|
| 前職ではどんな仕事をしていたか | 経験者は、乗ってきたトラックの大きさ(2t・4t・大型など)、運行(地場・ルート配送・長距離・泊まり)、積荷、積み降ろしのやり方(手積み・フォークリフト)。未経験者は、前職で任されていた役割と、時間や安全の管理で気をつけてきたこと |
| 前の会社を辞めた(辞める)理由 | 辞める理由になった事実と、次の職場で何を変えたいか。前の会社の悪口にしない |
| 持っている免許 | 免許の種類と取った時期、限定が付いているかどうか |
| 運転歴、事故歴・違反歴 | 事故や違反の時期と中身、そのあと運転で気をつけていること |
| 早朝・夜間・泊まりの勤務、手積み・手降ろしは大丈夫か | 求人票の勤務時間と荷役の内容を読んだうえで、自分の生活で続けられる範囲 |
| 健康状態、飲酒の習慣 | 運転に関わる範囲で、治療や服薬、睡眠の状態を正確に。飲酒は、乗務の前に酒気を残さないようどう管理しているか |
| いつから働けるか | 在職中なら、退職の手続きにかかる期間を踏まえた日付 |
免許と、事故歴・健康・飲酒は、入社の手続きとも関わるので次の章以降で詳しく説明します。ここでは、準備に時間がかかる前職の説明と勤務の条件を先に見ておきます。
前職の仕事は、トラックの大きさ・運行・積荷の順に話す
トラックに乗ってきた経験者は、前職の仕事を聞かれたら、乗ってきたトラックの大きさ、運行の形、積荷の順に話すと、相手が自社の仕事と比べやすくなります。「4tのウイング車で、食品の店舗配送を地場で5年担当し、積み込みはフォークリフト、店舗では手降ろしでした」のように、数字と作業の中身まで入れて説明します。 乗ってきたトラックが途中で替わっている人は、古い順に並べると話がまとまります。
運転の仕事が初めての人は、前職で任されていた役割を具体的に話します。たとえば倉庫で出荷の検品や積み込みの順番を管理していた、店舗で開店前の点検を毎日担当していたなど、時間を守ることや安全の確認に結びつく経験があれば、運転の仕事でも同じように続けられることが伝わります。
前職の説明は、話す前に紙に書いて並べておくと順番が崩れません。職務経歴書1枚に、乗ってきたトラックの大きさ・運行・積荷と年数を並べておけば、前職を聞かれたときにその順で話せますし、応募先から職務経歴書を求められたときの提出書類にもなります。
職務経歴書は、当サイトのドライバー向けツール「Resumate」でも作れます。トラックの大きさや運行、積荷を選んで入力でき、前職が運転以外の人も、任されていた役割や気をつけてきたことを同じ書式で並べられます。
\ 乗ってきたトラックの大きさ・運行・積荷を、同じ書式で1枚に整理できます /
Resumateで職務経歴書を作りはじめるベータ版につき無料で使えます勤務の条件は、求人票を読んでから自分の生活に当てはめて答える
トラックの仕事は、早朝の出庫、夜間の運行、泊まりを伴う長距離、手積み・手降ろしの有無など、会社や担当する運行によって働き方が大きく違います。勤務の条件を聞かれたら、求人票の勤務時間と荷役の内容を読んだうえで、自分の生活で続けられる範囲を具体的に答えます。
「どんな条件でも大丈夫です」と答えて入社すると、あとで条件が合わずに困ることがあります。泊まりは月に何日までなら続けられるか、早朝の出庫に間に合う通勤ができるかなど、生活に当てはめて答えを用意しておくと、入社後の働き方の食い違いも防げます。
応募の理由(なぜトラックの仕事か、なぜその会社か)を聞かれることもあります。求人票や会社の情報から応募の理由を拾う方法と、経験者・未経験者別の例文は、トラックドライバーの志望動機の書き方と例文で紹介しています。
面接の終わりに質問できる時間があれば、求人票を読んでも分からなかったことを聞いておきます。担当するトラックと運行、入社後の研修や同乗の期間などです。研修については、本記事の後半で説明します。
免許は種類と「限定」まで答える|取った時期で乗れるトラックの大きさが違う
同じ「普通免許」「中型免許」でも、取った時期によって運転できるトラックの大きさが違うので、面接で免許を聞かれたら、種類だけでなく限定が付いているかまで確かめて、応募先のトラックに乗れるかを答えられるようにしておきます。いまの免許の区分は、平成29年3月12日から次のようになっています。大型免許なら中型・準中型・普通の自動車も、中型免許なら準中型・普通の自動車も、準中型免許なら普通の自動車も運転できます。
| 免許(平成29年3月12日以降に取った場合) | 運転できるトラックの重さの条件 | 受験資格(原則) |
|---|---|---|
| 普通免許 | 車両総重量3.5トン未満・最大積載量2トン未満 | 18歳以上 |
| 準中型免許 | 車両総重量7.5トン未満・最大積載量4.5トン未満 | 18歳以上 |
| 中型免許 | 車両総重量11トン未満・最大積載量6.5トン未満 | 20歳以上・普通免許等の保有2年以上 |
| 大型免許 | 大型自動車(車両総重量11トン以上、または最大積載量6.5トン以上)まで | 21歳以上・普通免許等の保有3年以上 |
出典: 警察庁「平成29年3月12日 改正道路交通法が施行されます」をもとに作成
表の受験資格は原則です。特別な教習を修了した人は、19歳以上・普通免許等の保有が通算1年以上でも、中型免許と大型免許を受験できます。
平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取った普通免許は「5トン限定」の準中型免許
平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取った普通免許は、いまは「5トン限定」の準中型免許として扱われ、車両総重量5トン未満・最大積載量3トン未満の自動車を運転できます。 免許の区分が変わる前に運転できた範囲を、変わったあとも引き続き運転できるようにしたものです。
平成29年3月12日以降に取った普通免許で運転できるのは、車両総重量3.5トン未満・最大積載量2トン未満です。同じ「普通免許」でも、取った時期で運転できる範囲が違います。
平成19年6月1日までに取った普通免許は「8トン限定」の中型免許
平成19年6月1日までに取った普通免許は、いまは「8トン限定」の中型免許として扱われ、車両総重量8トン未満・最大積載量5トン未満の自動車を運転できます。 普通免許しか取った覚えがなくても、取った時期によっては中型免許の扱いになっています。
どちらの場合も、そのあと上の免許を取ったり限定を解除したりしていれば、運転できる範囲は変わっています。面接の前には、取った時期で考えるのではなく、いまの免許証に書かれている免許の種類と条件で確かめます。
「2t」「4t」の呼び名ではなく、車両総重量と最大積載量で乗れるかが決まる
トラックは「2tトラック」「4tトラック」のように呼ばれますが、免許で運転できるかどうかは、車両ごとの車両総重量と最大積載量で決まります。同じ「4tトラック」と呼ばれる車でも、車両総重量や最大積載量は車両によって違うので、呼び名だけで「乗れる」「乗れない」を決めずに、応募先で担当するトラックを確かめます。
限定を外すには、限定解除の審査を受けます。指定自動車教習所で教習を受けてから審査を受ける方法と、運転免許試験場で技能審査を受ける方法があります。
経験者は、乗ってきたトラックの大きさと、いまの免許で運転できる範囲がかみ合うように話します。運転の仕事が初めての人は、応募先のトラックにいまの免許で乗れるかを先に確かめ、足りなければ求人票の応募資格と、免許の取得を会社が支援しているかを確かめておきます。
フォークリフトの運転技能講習など、荷役に関わる資格を聞かれたときの答え方はフォークリフト免許の正式名称と履歴書の書き方、免許の正式な書き方はトラック運転手の履歴書の書き方を参考にしてください。
事故歴・健康・飲酒を会社が確かめる場面|面接のあとにも手続きがある
運送会社は、事故歴は運転者を雇い入れるときに証明書で、健康は雇入れ時の健康診断と乗務のたびの点呼で、酒気は乗務の前後の点呼で、それぞれ確かめます。面接で聞かれたら、安全に乗務を続けるために必要な情報として、正確に説明できるよう準備しておきます。3つとも、面接のあとにも会社が確かめる場面があります。面接で聞かれたときの準備とあわせて、先に整理しておきます。
| 項目 | 会社が確かめる場面 | 面接で聞かれたときの準備 |
|---|---|---|
| 事故歴 | 運転者として雇い入れる際(自動車安全運転センターの証明書などで) | いつ・どんな内容だったかと、そのあと気をつけていること |
| 健康 | 雇入れ時の健康診断と、乗務の前の点呼 | 運転に関わる治療・服薬・睡眠の状態を、主治医に確かめて整理 |
| 飲酒 | 乗務の前と後の点呼(目で見て確かめるほか、アルコール検知器を使う) | 乗務の前に酒気が残らないよう、ふだんどう管理しているか |
出典: 国土交通省「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」、貨物自動車運送事業輸送安全規則、労働安全衛生規則をもとに作成
雇われる前の事故は、自動車安全運転センターの証明書で確かめられる
新しく運転者を雇う運送会社は、その人が雇われる前に起こした事故を、自動車安全運転センターの証明書(運転記録証明書、無事故・無違反証明書)などで確かめることが、国土交通省の指針で決まっています。 運転記録証明書は、過去5年・3年・1年のいずれかについて、交通違反・交通事故・運転免許の行政処分の記録を証明するものです。
確かめるのは、特別な指導と適性診断を受けてもらう必要があるかを判断するためです。死者や重傷者が出た事故を起こした人、軽傷者が出た事故を起こしてその前の3年間にも事故を起こしていた人は、受けていなければ、乗務の前に特別な指導と適性診断を受けます。事故を起こしたことがある人すべてが対象になるわけではありません。
指針が定めているのは「証明書など」で確かめることなので、証明書を面接の前に出すのか、入社の手続きの中で出すのかは、応募先によって異なります。面接で事故や違反のことを聞かれたら、時期と中身を覚えている範囲でありのままに答え、そのあと運転で気をつけていることも添えます。 交通違反を履歴書の賞罰欄に書くかどうかの判断は、トラック運転手の履歴書の書き方にまとめました。
健康を確かめる場面は、面接・雇入れ時の健康診断・乗務前の点呼の3つ
健康について確かめられる場面は3つあり、それぞれ目的が違います。面接で健康のことを聞けるのは仕事に必要な範囲までで、雇入れ時の健康診断も、採用するかどうかを決めるために受けるものではありません。
面接などの選考の段階で健康状態を確かめるのは、仕事の適性や能力を判断するのにどうしても必要な場合に限るよう、厚生労働省が企業に求めています。確かめる場合も、何をなぜ確かめるのかを応募者に前もって説明することが前提です。雇入れ時の健康診断は、入社後の配置と健康管理に使うためのもので、直近3か月以内に受けた健康診断があれば、その結果の書面を出すと、重なる項目を受け直さずに済みます。
トラックの運転者は、入社後も乗務の前の点呼で、病気や疲れ、睡眠不足で安全に運転できないおそれがないかを会社に確かめられます(貨物自動車運送事業輸送安全規則7条)。面接で健康や睡眠について聞かれたら、運転に関わる範囲で、いまの治療や服薬、睡眠の状態を正確に伝えます。持病がある人は、夜間や長時間の運転に差し支えがあるかを主治医に確かめてから面接に行くと、答えに迷いません。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)については、雇われるときなどの節目に、医療機器によるスクリーニング検査を受けておくことが勧められています。SASは適切に治療すれば健康な人と同じように安全運転を続けられる病気で、SASと分かっただけで運転の仕事から外すような扱いは、国土交通省のマニュアルが厳禁としています。
飲酒は、乗務の前と後に点呼とアルコール検知器で確かめられる
運送会社は、酒気を帯びた状態の運転者を乗務させてはならず、乗務の前と後の点呼で、目で見て確かめるほか、営業所に備えたアルコール検知器を使って酒気が残っていないかを確かめます。面接で飲酒の習慣を聞かれたら、乗務の前に酒気が残らないよう、ふだんどう管理しているかを具体的に答えます。 乗務の前日は飲まない、飲む日を休みの前日に決めているなど、自分がしていることをそのまま話します。
生まれた場所や本籍、家族の職業や収入、住まいの状況、信じている宗教、支持している政党、尊敬する人物、愛読書などは、本人の仕事の力とは関係がありません。そのため、採用選考の場では聞かないよう企業に配慮が求められています。
一方で、運転や勤務に関わる健康のことは、仕事に必要な範囲で聞かれることがあります。その範囲では正確に答えます。答えづらい質問が続いて困ったら、ハローワークの窓口で相談できます。
入社後、最初の乗務の前に受ける指導と診断|前職の経験で変わる
運送会社に新しく雇われてトラックの運転者になる人は、その会社で初めて乗務する前の3年間に、他の一般貨物の運送会社で運転者として常時選任されていなければ、原則としてその会社で最初に乗務する前に、実際の車両を使う内容を含む15時間以上の指導と、20時間以上の運転の実技指導を受けます。適性診断(初任診断)は、それとは別に、過去3年間に受けたことがあるかで決まります。どちらも国土交通省の指針で決まっている手続きで、面接で研修のことを確かめるときの手がかりになります。
前の3年間に一般貨物の運送会社で運転者をしていなければ、乗務の前に指導を受ける
指導の対象になるのは、その会社で初めて乗務する前の3年間に、他の運送会社(一般貨物自動車運送事業者など)で運転者として常時選任されたことがない人です。運転の仕事が初めての人だけでなく、軽貨物の配送だけをしてきた人や、運送会社を離れて3年以上たってから戻る人も、指導の対象になることがあります。
指導の中身と時間は、次のとおりです。
| 指導の中身 | 時間 |
|---|---|
| 法令にもとづいて運転者が守ること、安全に運行するために必要な運転に関すること。日常点検、トラックの車高・視野・死角・内輪差・制動距離、荷物の積み方と固定のしかたは、実際の車両を使って指導する | 15時間以上 |
| 運転の実技。実際にトラックを運転し、指導者が同乗するなどして、道路や交通の状況に合った安全な運転のしかたを指導する | 20時間以上 |
出典: 国土交通省「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」をもとに作成
指導は、その会社で最初に乗務する前に受けるのが原則で、やむを得ない事情があるときは、乗務を始めてから1か月以内に受けます。決まっているのは最低限の時間なので、実際に何日くらい研修や同乗があるのか、どのトラックから乗り始めるのかは、面接の最後に確かめておきます。 運転の仕事が初めての人の入り方は、未経験からドライバーに転職も参考にしてください。
初任診断は、過去3年間に受けたかどうかで決まる
運送会社に新しく雇われた人のうち、その会社で初めて乗務する前の3年間に初任診断を受けていない人は、原則として乗務の前に初任診断を受けます。前の会社で運転者をしていた人でも、3年以内に初任診断を受けていなければ対象です。初任診断は採否を決める試験ではなく、自分の運転のくせを知り、会社の指導に活かしてもらうための診断です。
前の会社で運転者をしていた人は、いつまで運転者として働いていたか、初任診断をいつ受けたかを思い出しておくと、転職先で自分がどの手続きの対象になるかを確かめやすくなります。法令の指導の対象にならない人でも、会社ごとの研修や同乗は別に組まれていることがあるので、入社後の流れは面接で確かめます。
65歳を過ぎてから運送会社の運転者になる人は、運転者に選ばれた日から1年以内に、適齢診断という適性診断を受けることになっています。年齢と働き方のことは、中高年・シニアのドライバー転職にまとめました。
面接の前に準備しておくこと
面接の前に、免許証の種類と条件、事故や違反の記録、乗ってきたトラックと運行の経験、勤務の条件の希望を確かめて、聞かれたときにすぐ答えられるようにしておきます。- 免許証の種類と、限定が付いているか(取った時期ではなく、いまの免許証で確かめる)
- 事故や違反の時期と内容(思い出せなければ運転記録証明書で確かめる)
- 乗ってきたトラックの大きさ・運行・積荷と年数(未経験者は前職で任されていた役割)
- 求人票の勤務時間と荷役の内容(早朝・夜間・泊まり、手積み・フォークリフトの有無)
- 運転に関わる健康の状態(治療・服薬・睡眠。主治医に確かめたこと)
- 持ち物(履歴書、免許証、求められていれば職務経歴書や運転記録証明書)
- 服装(指定があれば従う)
このうち準備に日数がかかるのは、運転記録証明書です。運転記録証明書は本人が自動車安全運転センターに申請でき、手数料は1通800円で、郵便で受け取るなら申請日から1〜2週間程度かかります。 申し込みはインターネット、ゆうちょ銀行・郵便局、センターの事務所の窓口のどれでもできますが、払込の方法によっては手数料が別にかかるので、申し込む前に自動車安全運転センターの案内を確かめてください。
持ち物と服装は、応募先の案内に従うのが基本です。服装の指定がなければ、清潔感のある服装で行きます。乗ってきたトラックと運行の経験は、職務経歴書にまとめておくと面接でもそのまま話せます。職務経歴書の書き方と見本は、次の記事で解説しています。
まとめ|免許の条件と経験を正確に答え、事故歴と健康は手続きを前提に準備する
トラックドライバーの面接に備えるには、乗ってきたトラックと運行の経験、いまの免許の種類と限定、事故歴・健康・飲酒の状況を、聞かれたときに正確に答えられるようにしておくことが基本になります。 普通免許・中型免許は取った時期によって運転できる範囲が違うので、いまの免許証で確かめたうえで、応募先のトラックに乗れるかを答えます。
事故歴は雇い入れるときに、健康と酒気は雇入れ時の健康診断や乗務のたびの点呼で、面接のあとにも会社が確かめます。前の3年間に一般貨物の運送会社で運転者として常時選任されていなかった人は、原則として最初の乗務の前に指導を受け、初任診断も過去3年間に受けていなければ受けるので、研修や同乗の期間は面接で確かめておきます。
乗ってきたトラックと運行の経験は、職務経歴書1枚にまとめておけば、応募先が変わっても同じ材料で話せます。保存した1枚を応募先ごとに複製すれば、会社に合わせて前に出す経験を入れ替えられます。
\ 1枚作って保存しておけば、応募先ごとに複製して使い分けられます /
Resumateで職務経歴書を作るベータ版につき無料で使えます参考文献
- 国土交通省「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」(平成13年国土交通省告示第1366号)
- 貨物自動車運送事業輸送安全規則(e-Gov法令検索)
- 警察庁「平成29年3月12日 改正道路交通法が施行されます」
- 警察庁「第二種免許等の受験資格の特例」
- 大阪府警察「中型自動車、中型免許について」
- 警視庁「準中型自動車・準中型免許の新設について」
- 自動車安全運転センター「運転経歴に係る証明書」
- 自動車安全運転センター「申請方法」
- 公正採用選考特設サイト「採用選考時に配慮すべき事項」
- 公正採用選考特設サイト「Q&A」
- 公正採用選考特設サイト「求職者の皆様へ」
- 大阪労働局「採用選考時の健康診断について」
- 労働安全衛生規則(e-Gov法令検索)
- 国土交通省「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」
- 国土交通省「自動車運送事業者における睡眠時無呼吸症候群対策マニュアル」(令和7年7月)
よくある質問
Q.トラックドライバーの面接で、運転の実技テストはありますか?
A.選考で運転の実技や筆記の適性検査をするかどうかは、会社ごとに違います。それとは別に、入社したあとの手続きとして、その会社で初めて乗務する前の3年間に初任診断という適性診断を受けていない人は、原則として最初の乗務の前に受けることが決まっています。初任診断は採否を決める試験ではありません。
Q.普通免許で運送会社に応募できますか?
A.応募できるかは、求人票の応募資格で決まります。普通免許は取った時期によって運転できるトラックの大きさが違い、平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取った普通免許は車両総重量5トン未満・最大積載量3トン未満、平成19年6月1日までに取った普通免許は車両総重量8トン未満・最大積載量5トン未満まで運転できます。いまの免許証の種類と条件で応募先のトラックに乗れるかを確かめ、足りなければ免許の取得支援があるかも確かめます。
Q.過去に事故や違反があっても、運送会社に採用されますか?
A.採用するかどうかは会社が判断します。運送会社は運転者を新しく雇うとき、雇われる前の事故を、自動車安全運転センターの証明書などで確かめることになっています。面接で事故や違反のことを聞かれたら、時期と中身をありのままに答え、そのあと運転で気をつけていることも添えます。
Q.未経験でも、入社後に運転を教えてもらえますか?
A.その会社で初めて乗務する前の3年間に、他の運送会社(一般貨物自動車運送事業者など)で運転者として常時選任されていなかった人は、原則として最初の乗務の前に、実際の車両を使う内容を含む15時間以上の指導と、20時間以上の運転の実技指導を受けます。同乗の期間やどのトラックから始めるかは会社ごとに違うので、面接で確かめます。
Q.運転記録証明書は面接に持っていく必要がありますか?
A.応募先から提出を求められたときに用意します。事故や違反の時期を思い出せないときに、自分の記録を確かめる目的でも取り寄せられます。本人が自動車安全運転センターに申請でき、手数料は1通800円です。
この記事の執筆者
株式会社DeLT
トラック・タクシー・バス・配送など各分野の転職サービスと公的データを徹底調査し、ドライバーの方が自分に合った働き方と転職先を選べるよう情報を発信しています。
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